2006(平成18)年度
水辺を活かした環境学習・体験学習に関する全国事例研修会 開催結果概要
[掲載日:2007/02/05]

 概 要  プログラム  事例発表の主な発表内容 

1 概 要
 開催日時 平成19年1月24日(水) 10:00〜17:00
 会 場 砂防会館 別館1階大会議室 淀・信濃
 主 催 (財)河川環境管理財団 子どもの水辺サポートセンター
 後 援 文部科学省、国土交通省、環境省、農林水産省
 参加者 129名
(教諭12名、行政関係者55名、市民団体15名、企業14名、財団15名、その他3名、
事務局15名)

 
1 プログラム ※敬称略
1. 来賓挨拶
  国土交通省河川局河川環境課長  久保田 勝 : 代読 課長補佐 高橋 政則
2. 当財団からの環境学習に関する発表
  宮尾センター長、鎌田研究第一部長
3. 関係省庁の取り組みについて
 
(1) 国土交通省河川局河川環境課   課長補佐 高橋 政則
(2) 文部科学省スポーツ・青少年局青少年課   専門官 山中 和之
(3) 環境省総合環境政策局環境教育推進室    主査 原田 賢
(4) 農林水産省農村振興局整備部地域整備課中山間整備事業推進室   企画係長 茂田  剛
4. RAC 指導者養成制度の紹介
  NPO法人 川に学ぶ体験活動協議会  事務局長 斉藤 隆
5. 事例発表 7件    コーディネーター : 宮尾センター長
 
(1) 「霞ヶ浦の水質調査活動を通じた科学教育・環境教育」
茨城県 : 美浦村立美浦中学校  教諭 桑名 康夫
(2) 「花川水質浄化実験活動」
静岡県 : 学校法人中野学園オイスカ高等学校  教諭 木附みさを
(3) 「水環境を中心とした環境教育の展開 〜プロジェクトウェットの活用〜」
福岡県 : 前 小竹町立小竹中学校  教諭 花村幸次郎
(4) 「川内川における川に親しみ、河川浄化を目指す活動」
宮崎県 : えびの市立飯野小学校  教諭 唐仁原幸吉
(5) 「進め『鴨川』探検隊」
兵庫県 : 加東市立鴨川小学校  教諭 岸本 清明
(6) 「オオサンショウウオの生息する志路原川を中心とした河川環境保全活動」
広島県 : 北広島町立豊平東小学校  教頭  藤田  勉
(7) 「馬木っ子ふるさと環境探偵団の活動紹介」
島根県 : 奥出雲町立馬木小学校  教頭  須田 英典
 
事例は平成17年度河川整備基金助成事業の国民的啓発運動の「小中高等学校の総合的な学習の時間における河川を題材とした活動」から選定
 
6. 参加者全員による意見交換

 
1 主な事例発表概要
(1) 「霞ヶ浦の水質調査活動を通じた科学教育・環境教育」
   茨城県  美浦村立美浦中学校  教諭 桑名康夫

 
 霞ヶ浦の水質調査や浮遊物調査を行い、浄化するということの難しさを知るとともに改めて自然を汚さない事の重要性を生徒自身が考えた。また一人一人の生徒の精神的な成長、及び、学習意欲が高まったり、科学的に考える力が身についてくる等の学習面へ波及するというような成果も見られた。 「霞ヶ浦の水質調査活動を通じた科学教育・環境教育」
 
(2) 「花川水質浄化実験活動」
    静岡県  学校法人中野学園オイスカ高等学校  教諭 木附みさを
 
 地域住民・小中学校とともに花川の水質改善と水質浄化の体験活動を通して環境意識を高める学習を行った。中・高生は日常管理の水質実験を通して花川や浜名湖の水質保全の関心が一層高まり、小学生は身近な河川への興味関心と愛護意識が高まった。 「花川水質浄化実験活動」
 
(3)  「水環境を中心とした環境教育の展開 〜プロジェクトウエットの活用〜」
    福岡県  前 小竹町立小竹中学校  教諭 花村幸次郎
 
 校外活動に充てることができる時間が限られていることから、河川に出向いての学習活動前後に学校で行う授業をいかに充実させるかが重要であると考え、教室内で実行可能なプロジェクトWET のアクティビティを活用した、水環境についての学習を実施。 「水環境を中心とした環境教育の展開 〜プロジェクトウエットの活用〜」
 
(4) 「川内川における川に親しみ、河川浄化を目指す活動」
    宮崎県  えびの市立飯野小学校   教諭 唐仁原幸吉
 
 身近な河川「川内川」に関して興味をもち、自分たちの生活にとても密接して関わっていることを体験する学習を通して、ふるさとを愛し、環境を大切にしていくことの大切さを感じ取った。
  また、活動の成果を、保護者や地域の方々に河川環境整備の大切さを訴えることができた。
「川内川における川に親しみ、河川浄化を目指す活動」
 
(5) 「進め『鴨川』探検隊」
    兵庫県  加東市立鴨川小学校  教諭 岸本 清明
 
 サワガニの分布調査をしたり、パックテストで川の汚れを測ったりと、多様な角度から川の汚れを見ていく中で、生き物や自然を観察する眼力や関心が育ち、環境について科学的に考えていくことの基礎も養うことができた。 「進め『鴨川』探検隊」
 
(6) 「オオサンショウウオの生息する志路原川を中心とした河川環境保全活動」
    広島県  北広島町立豊平東小学校  教頭 藤田 勉
 
 河川の環境を調べる活動や河川周辺の環境を守る活動を通して、モリアオガエルやオオサンショウウオの住む志路原川の環境を維持しようとする意欲が高まり、水質保全の大切さや河川環境を守ることの重要性を児童が理解できた。 「オオサンショウウオの生息する志路原川を中心とした河川環境保全活動」
 
(7)「馬木っ子ふるさと環境探偵団の活動紹介」
   島根県 奥出雲町立馬木小学校  教頭 須田 英典
 
 学校の中を流れる砂田川及び付近を流れる大馬木川を活用した川遊び、ホタル生息調査、水質調査、活動事例報告会等を実施。
 
「馬木っ子ふるさと環境探偵団の活動紹介」 「馬木っ子ふるさと環境探偵団の活動紹介」

1 参加者全員による意見交換

意見交換会での主な意見
  地域の小学校と中学校が連携することにより、各学校が持つ人材ネットワークの相互交流やカリキュラムの発展を図ることができるのではないか。
  国土交通省が推進する「水辺の楽校プロジェクト」が、学校や児童、地域の方々の意見を踏まえた形で整備に反映されつつある。今後更に地域が一体となった事業が進めばよい。
  川での学習をすること、川の自然や生き物に触れ合うことは、生徒の心に非常に訴える力がある。
  地域の社会、PTA、保護者、自治会、行政と連携することで、学校は(総合学習等において)継続的な活動をすることができる。
 
当日の様子1 当日の様子1
意見交換会の様子

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